PB食品の国内市場調査、2017年は2011年比33.1%増の3兆2093億円と予測【調理食品・加工食品コンサルタント日記】
小売のPB商品を見ていると、ここに挙げられているように、
『同じものが安く買えるPB』以上に、
『そこにしかない高品質なPB』がより重視され始めているように感じます。
(セブンプレミアムの製品なんて、まさにその象徴ですね。)
今後は、今まで以上に、OEMを受注するにしても、
高付加価値な提案が一層求められるようになっていくのだと痛感します。
==============================
富士経済、PB食品の国内市場調査、2017年は2011年比33.1%増の3兆2093億円と予測
http://www.mylifenote.net/008/130206pb2017201133132093.html

『同じものが安く買えるPB』以上に、
『そこにしかない高品質なPB』がより重視され始めているように感じます。
(セブンプレミアムの製品なんて、まさにその象徴ですね。)
今後は、今まで以上に、OEMを受注するにしても、
高付加価値な提案が一層求められるようになっていくのだと痛感します。
==============================
富士経済、PB食品の国内市場調査、2017年は2011年比33.1%増の3兆2093億円と予測
http://www.mylifenote.net/008/130206pb2017201133132093.html
富士経済は、2012年10月から12月にかけてPB食品の市場を調査分析した。この調査では、10カテゴリー60品目の主要PB食品市場の動向を捉えるとともに、チャネル別分析、主要PBブランド事例、流通チェーンの事例を明らかにした。その結果、2017年予測(小売りベース)では、PB食品市場は3兆2093億円(2011年比33.1%増)を見込む。ブランド開発・カテゴリー創出で拡大続き、チャネル別ではCVSが1兆円超に達するとみられる。なお詳細を報告書「PB食品市場の最新動向と将来展望 2013」にまとめた。
PB食品市場(小売ベース)は、2012年見込が2兆6385億円に達し、2017年予測が3兆2093億円(17年/11年:133.1%)と見込む。PB(プライベートブランド)食品市場は、コモディティ化している品目を対象に価格優位性を高めた商品の開発を行ったことで一大市場が形成された。新たなPBブランド開発の動きも続いており継続的な市場拡大が予想されるが、ブランドの乱立やカニバリ、ドラッグストアやディスカウントストアによるNB(ナショナルブランド)の低価格販売などから、伸びが鈍化する品目も見られる。2012年は、前年比9.4%増の2兆6,385億円が見込まれる。簡便化や買い置き需要に対応したパウチ惣菜や冷凍食品の市場が大きく拡大する一方で、NBでヒット商品が相次いだ菓子や即席めん・スナックめんなどは伸びが鈍化している。また、PB食品比率の高い調味料でも、消費者のニーズを汲み取った簡便性の高いNBが人気となり、苦戦している。特に大手GMS(総合スーパー)でのNB大幅値下げの実施により価格だけでは優位性が保てない状況になり、横並びの低価格戦略から、付加価値型の展開、スイーツやパウチ惣菜といった新たなPBカテゴリーの創出、チャネル別のブランド開発など、流通各社で異なるPB戦略がとられつつある。
チャネル別PB食品市場(小売ベース)では、GMSは安さを武器にしてきたが、ドラッグストアやディスカウントストアとの価格競争では劣勢になることも多くなり、価格優位性が薄らいでいる。また、NBの値下げにより収益も圧迫されており、粗利率の高いPB食品は収益改善に欠かせないものとして重要度が高まっている。特に食の安全に対する消費者の関心の高まりから、生鮮食品のPB化が進んでいる。さらに、一部企業では低価格訴求PB食品を拡充することで競合他社との競争力を高めるケースも見られる。
SM(スーパーマーケット)では、「CGC」や「生活良好」などの広域流通PB食品の取り扱いが多い。一方で、これらでは補いきれない顧客のニーズに合った商品を自社のPBブランドで展開し、差別化の一つとしている。単独企業によるPB開発には限界があるが、利益確保や顧客満足向上のために有効なアイテムであり、開発の活発化が予測される。
CVS(コンビニエンスストア)では、定価販売が基本のため、PB食品の価格訴求力が大きい。ブランド開発にも積極的でパウチ惣菜やスイーツなど新たなPBカテゴリーも創出している。また、プレミアムを訴求した商品が人気となっている。
生協はPB食品の開発では長い歴史があり、地場商品などを中心に安定した需要がある。メインターゲットは30~50代の主婦のため、簡便調理が可能な商品の拡充や、高齢化に伴うシニア対応商品の開発などが進んでいる。
その他はディスカウントストアやドラッグストアなどが含まれる。PB食品の開発・販売を通じて、価格競争力を強めており、GMSやSMの需要を奪っている。
注目市場として、ビール類は2012年が522億円(前年比:58.7%増)と見込んでいる。ビール、発泡酒、新ジャンルビール風味アルコール飲料を対象としている。ビール類のPB化は、生協やCGCがいち早く進めていたが、2008年に「トップバリュ 麦の薫り」「セブンプレミアム ザ・ブリュー」の発売によってメディアからの注目を集め市場が急拡大した。以降、新ジャンルビールや韓国産ビールなどが登場し、価格競争が進んだ。PBビールはこれまでビール大手4社の受託が進まず市場は僅かであったが、2012年は国産PBビール「セブンプレミアム 100%MALT」の発売が大きなインパクトを与え、市場は前年比58.7%増の522億円が見込まれる。CVSでは、ビールメーカーと共同開発する動きが目立っている。これらはPB食品には該当しないものの、流通企業が商品開発に関わるといった点では延長線上にある商品でもあるため、更なる国産PBビール登場の可能性も高く、今後が注目される。
ワインは、2012年が130億円(前年比:30.0%増)を見込む。2009年頃からハウスワインをPB化する動きが見られた。ワインブームによりNB市場も拡大が続いているが、PBワインは安価なためワインを飲みなれていない層も手をだしやすく、カクテルドリンクなど他のアルコールの需要を奪う形で市場は拡大し、2012年は前年比30.0%増の130億円が見込まれる。現状は低価格商品が多いが、ワインは嗜好性が強い商品のため、品質を重視した商品に対するニーズも強い。また、720mlのフルボトルが多く、単身者向けのハーフボトルの展開や値頃感が強まる大容量商品など、需要に合わせた商品展開の広がりが期待される。
パウチ惣菜は、2012年が163億円(前年比:22.6%増)を見込んでいる。パウチ形態のサラダや煮物などを対象としている。従来に比べ煮物は定番商品として展開されていたが、近年ではサラダ類の拡大が著しい。男性顧客中心のCVSにおいて、主婦やシニア層の需要を取り込んで拡大している。デリカとのカニバリも危惧されたが、デリカは即食需要なのに対してパウチ惣菜は買い置きが可能なため、カニバリはほとんど見られない。GMSやSMではNBの展開が多くCVSが市場の6割以上を占めているが、CVSの需要増加を受けて、SMやGMSでの取り扱いも増えている。今後も拡大が続くとみられ2017年に市場は279億円が予測される。
冷凍食品は、2012年が1703億円(前年比:10.8%増)を見込む。冷凍めん・米飯、冷凍惣菜などの他、アイスクリームも対象としている。調理の簡便化や高齢者などの買い物頻度の減少による買い置き需要の高まりにより冷凍食品へのニーズは高まっており、PB食品でも開発・販売に注力するケースが増加し、2017年には2,158億円が予測される。これまでのPB食品は、冷凍めんや冷凍野菜など加工度の低い商品が多かったが、ワンプレート商品など加工度の高い商品開発が活発化している。特に冷凍惣菜では、CVSの均一価格販売が目立っており、個食設計の商品が増加している。
チャネル別PB食品市場(小売ベース)では、GMSは安さを武器にしてきたが、ドラッグストアやディスカウントストアとの価格競争では劣勢になることも多くなり、価格優位性が薄らいでいる。また、NBの値下げにより収益も圧迫されており、粗利率の高いPB食品は収益改善に欠かせないものとして重要度が高まっている。特に食の安全に対する消費者の関心の高まりから、生鮮食品のPB化が進んでいる。さらに、一部企業では低価格訴求PB食品を拡充することで競合他社との競争力を高めるケースも見られる。
SM(スーパーマーケット)では、「CGC」や「生活良好」などの広域流通PB食品の取り扱いが多い。一方で、これらでは補いきれない顧客のニーズに合った商品を自社のPBブランドで展開し、差別化の一つとしている。単独企業によるPB開発には限界があるが、利益確保や顧客満足向上のために有効なアイテムであり、開発の活発化が予測される。
CVS(コンビニエンスストア)では、定価販売が基本のため、PB食品の価格訴求力が大きい。ブランド開発にも積極的でパウチ惣菜やスイーツなど新たなPBカテゴリーも創出している。また、プレミアムを訴求した商品が人気となっている。
生協はPB食品の開発では長い歴史があり、地場商品などを中心に安定した需要がある。メインターゲットは30~50代の主婦のため、簡便調理が可能な商品の拡充や、高齢化に伴うシニア対応商品の開発などが進んでいる。
その他はディスカウントストアやドラッグストアなどが含まれる。PB食品の開発・販売を通じて、価格競争力を強めており、GMSやSMの需要を奪っている。
注目市場として、ビール類は2012年が522億円(前年比:58.7%増)と見込んでいる。ビール、発泡酒、新ジャンルビール風味アルコール飲料を対象としている。ビール類のPB化は、生協やCGCがいち早く進めていたが、2008年に「トップバリュ 麦の薫り」「セブンプレミアム ザ・ブリュー」の発売によってメディアからの注目を集め市場が急拡大した。以降、新ジャンルビールや韓国産ビールなどが登場し、価格競争が進んだ。PBビールはこれまでビール大手4社の受託が進まず市場は僅かであったが、2012年は国産PBビール「セブンプレミアム 100%MALT」の発売が大きなインパクトを与え、市場は前年比58.7%増の522億円が見込まれる。CVSでは、ビールメーカーと共同開発する動きが目立っている。これらはPB食品には該当しないものの、流通企業が商品開発に関わるといった点では延長線上にある商品でもあるため、更なる国産PBビール登場の可能性も高く、今後が注目される。
ワインは、2012年が130億円(前年比:30.0%増)を見込む。2009年頃からハウスワインをPB化する動きが見られた。ワインブームによりNB市場も拡大が続いているが、PBワインは安価なためワインを飲みなれていない層も手をだしやすく、カクテルドリンクなど他のアルコールの需要を奪う形で市場は拡大し、2012年は前年比30.0%増の130億円が見込まれる。現状は低価格商品が多いが、ワインは嗜好性が強い商品のため、品質を重視した商品に対するニーズも強い。また、720mlのフルボトルが多く、単身者向けのハーフボトルの展開や値頃感が強まる大容量商品など、需要に合わせた商品展開の広がりが期待される。
パウチ惣菜は、2012年が163億円(前年比:22.6%増)を見込んでいる。パウチ形態のサラダや煮物などを対象としている。従来に比べ煮物は定番商品として展開されていたが、近年ではサラダ類の拡大が著しい。男性顧客中心のCVSにおいて、主婦やシニア層の需要を取り込んで拡大している。デリカとのカニバリも危惧されたが、デリカは即食需要なのに対してパウチ惣菜は買い置きが可能なため、カニバリはほとんど見られない。GMSやSMではNBの展開が多くCVSが市場の6割以上を占めているが、CVSの需要増加を受けて、SMやGMSでの取り扱いも増えている。今後も拡大が続くとみられ2017年に市場は279億円が予測される。
冷凍食品は、2012年が1703億円(前年比:10.8%増)を見込む。冷凍めん・米飯、冷凍惣菜などの他、アイスクリームも対象としている。調理の簡便化や高齢者などの買い物頻度の減少による買い置き需要の高まりにより冷凍食品へのニーズは高まっており、PB食品でも開発・販売に注力するケースが増加し、2017年には2,158億円が予測される。これまでのPB食品は、冷凍めんや冷凍野菜など加工度の低い商品が多かったが、ワンプレート商品など加工度の高い商品開発が活発化している。特に冷凍惣菜では、CVSの均一価格販売が目立っており、個食設計の商品が増加している。
コメント
コメントを投稿