先入観の怖さ【調理食品・加工食品コンサルタント日記】


日本百貨店協会という協会があり、百貨店売上高に関する統計を算出しています。

・百貨店売上額

それによれば、

■最近の百貨店売上高の推移  

  (単位 千円)
 2011年    2012年   2012年/2011年
総販売額6,152,565,6906,145,321,65399.9%
  衣料品合計2,126,135,5032,132,275,962100.3%
  雑貨合計844,277,762850,767,470100.8%
  家庭用品合計307,826,076299,978,14597.5%
  食料品合計1,753,621,4361,738,650,72799.1%

となっています。

調理食品メーカー向けのセミナーの準備で、ユーザーの市場データをチェックしていたのですが、
『ターゲットとして、小売は厳しいだろう』というほぼ仮説通りの結論となりました。

だったのですが、よくよく見てみると、この読みがとんでもない大間違い。
というのは、もう少し細かくデータを見てみると、
   (単位 千円)
 2011年2012年2012年/2011年
食料品合計1,753,621,4361,738,650,72799.1%
  生鮮食品377,897,321366,960,88297.1%
  菓子457,935,456461,726,210100.8%
  惣菜368,568,319372,680,468101.1%
  その他食品549,220,340537,283,16797.8%

となり、惣菜(調理食品、加工食品)のマーケットにおいては、成長マーケット。
(考えてみれば、デパ地下と言うとき、精肉とか鮮魚はあまりイメージしませんものね。)

これでは、迂闊に、『ターゲットとして、小売はNG!!』なんて言えるはずもありません。

仮説思考はもちろん重要、ですが、
先入観に流されたり正確な検証を軽視することはNG、身を滅ぼす、
ということを痛切に感じた次第です。


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