飲料も「コク」、食品も「コク」! 巷で“コク商品”が人気な理由とは【調理食品・加工食品コンサルタント日記】
以前は『濃厚さ』が当たる商品のポイントでしたが、
最近は逆方向に変化して『コク』なんですね。
また、以前に比べて『コク』というポイントに集中している点も特徴だと感じます。
おそらく、従来の味わいでは表現できない奥深さを表そうとすると、
『コク・深み』といった表現になるのでしょうね。
最近、調味料メーカー様のお声伺うことが多いのですが、
そうした従来の味の表現以外の『+α』をコンセプトとしていこうという向きもあります。
こうした、ある種曖昧な『コク・深み』といった表現は、
今後も重要なポイントになっていくことは間違いありませんね。
==================================
飲料も「コク」、食品も「コク」! 巷で“コク商品”が人気な理由とは
最近は逆方向に変化して『コク』なんですね。
また、以前に比べて『コク』というポイントに集中している点も特徴だと感じます。
おそらく、従来の味わいでは表現できない奥深さを表そうとすると、
『コク・深み』といった表現になるのでしょうね。
最近、調味料メーカー様のお声伺うことが多いのですが、
そうした従来の味の表現以外の『+α』をコンセプトとしていこうという向きもあります。
こうした、ある種曖昧な『コク・深み』といった表現は、
今後も重要なポイントになっていくことは間違いありませんね。
==================================
飲料も「コク」、食品も「コク」! 巷で“コク商品”が人気な理由とは
最近コンビニや飲食店でやけに目につく「コク」というワード。「コク」と言われるとコーヒー、チョコ、ビールなどおいしそうなイメージがあります。でもそれって「なんなの?」と聞かれても答えられる人も少ないのでは?僕はわかりません。2013年コクブームが来ている!という話を聞きつけ味覚のスペシャリスト味香り戦略研究所の“味覚参謀”の菅 慎太郎さんにお話を伺ってきました。今年の飲料や食品は、この「コク」が重要なキーワードとのこと。
●「濃い味」ブームは今年「コク」へシフト!
同研が2013年1月に行った調査※では、以前好みであった味わいについて、「濃い味」が 29.7% で最も多く選ばれていたものが、最近好む味においては約6割が「コク」を選択。「濃い味」から「コク」への傾倒が顕著な結果に!
※「好みの味に関する一般調査」(対象:東・名・阪の成人男女600名)
![[左]以前好んでいた味、[右]最近好む味](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_tZNOJaf69UsDn3Jaf4IaIYo2xfEIOnDSuAWl22s4fUxsW3P5I8zsx8WJYzF3939yqMuGW_ZteDVKhUhDAS1skhwAH9IUlrSN8uVMpfIlnQCQ-rz5InPaTCeo21lAKrzdbEfzMNAy6K=s0-d)
[左]以前好んでいた味、[右]最近好む味

コク流入層の過去の嗜好に関する割合(コクからの推移は除外)
また、コンビニやスーパーで選ぶことが多くなった飲食料品についても、「コク」を全面に打ち出した商品が最も支持を集め、店頭における人気の理由を裏付ける結果となっています。

コンビニやスーパーで選ぶことが多くなった味
●「コク」とはいったい何?なぜ人気なの?
確かに言われてみるとコクと書いてある商品はおいしそう。ところでコクって何でしょうか?
菅さん曰く、「『コク』とは複合的な味の重なりによって得られる、上質で深みのある味わいを指します。後味の広がりが『コク』を感じさせるのです。」つまり、甘さや辛さと言った単純な味ではなく、いろいろな味のハーモニーによって作り出されるのですね。
人気の理由については、「2012年にピークを迎えた『濃い味ブーム』を受けて、飽きや、健康に対する懸念から、濃い味を好んでいた人々が『コク』にシフトしている」と分析。「『コク』は『濃い味』とは異なり、作り手のこだわりによる絶妙な使用素材のバランスや先味・後味のデザインによって作り出されるもの。似た味わいだと思われがちですが、全く異なるものなのです」とのことです。
“コク商品”が求められる理由は、美味しく作ることの難しさにも隠されているそう。「『コク』は作る過程で手間もかかり、また調理の技術・経験が必要となります。そこで、短時間で簡単に『コク』を食卓に出すことのできる万能調味料や食品に注目が集まり、“コク商品”人気につながっています。」なるほど、あの大ブームとなった塩麹も「コク」を求める嗜好によるものだったのか!
●売れ行き好調な“コク商品”がこれだ!
売れ行き好調な“コク商品”として同研が挙げているのが、「ザ・プレミアム・モルツ」(サントリー)と「うまソース」(ブルドッグソース)。「プレモル」は、2012年のリニューアルでダイヤモンド麦芽を採用しコクを強化しました。その後の消費者調査で、ザ・プレミアム・モルツを評価する理由として「『コク』・旨みがあるから」が最も高く挙げられました。「コク」への評価が、9年連続過去最高売上という偉業に貢献したと言えるかもしれません!一方の「うまソースでは、通常のソースとは異なり、昆布だしやかつおだしを加え、肉じゃがやブリ大根といった和食レシピも提案。料理のジャンルを問わず簡単にコクを加えられる万能調味料として主婦に大ヒットし、発売4か月で150万本の大ヒットとなりました。

「ザ・プレミアム・モルツ」、「うまソース」

「ザ・プレミアム・モルツ」を支持する理由(複数回答・サントリー調べ)
ちなみに、「たけのこの里 キャラメル味」「きのこの山 ホワイト」(明治製菓)、「ジョージア・コクの超微糖」(日本コカ・コーラ)、「だしの旨みで減塩 小海老天そば」(エースコック)、「香味ペースト」(味の素)なども“コク商品”として工夫が施されているそうです。トレンドとなっている“コク味嗜好”、今後もまだまだ盛り上がりそうですよ!
●「濃い味」ブームは今年「コク」へシフト!
同研が2013年1月に行った調査※では、以前好みであった味わいについて、「濃い味」が 29.7% で最も多く選ばれていたものが、最近好む味においては約6割が「コク」を選択。「濃い味」から「コク」への傾倒が顕著な結果に!
※「好みの味に関する一般調査」(対象:東・名・阪の成人男女600名)
[左]以前好んでいた味、[右]最近好む味
コク流入層の過去の嗜好に関する割合(コクからの推移は除外)
また、コンビニやスーパーで選ぶことが多くなった飲食料品についても、「コク」を全面に打ち出した商品が最も支持を集め、店頭における人気の理由を裏付ける結果となっています。
コンビニやスーパーで選ぶことが多くなった味
●「コク」とはいったい何?なぜ人気なの?
確かに言われてみるとコクと書いてある商品はおいしそう。ところでコクって何でしょうか?
菅さん曰く、「『コク』とは複合的な味の重なりによって得られる、上質で深みのある味わいを指します。後味の広がりが『コク』を感じさせるのです。」つまり、甘さや辛さと言った単純な味ではなく、いろいろな味のハーモニーによって作り出されるのですね。
人気の理由については、「2012年にピークを迎えた『濃い味ブーム』を受けて、飽きや、健康に対する懸念から、濃い味を好んでいた人々が『コク』にシフトしている」と分析。「『コク』は『濃い味』とは異なり、作り手のこだわりによる絶妙な使用素材のバランスや先味・後味のデザインによって作り出されるもの。似た味わいだと思われがちですが、全く異なるものなのです」とのことです。
“コク商品”が求められる理由は、美味しく作ることの難しさにも隠されているそう。「『コク』は作る過程で手間もかかり、また調理の技術・経験が必要となります。そこで、短時間で簡単に『コク』を食卓に出すことのできる万能調味料や食品に注目が集まり、“コク商品”人気につながっています。」なるほど、あの大ブームとなった塩麹も「コク」を求める嗜好によるものだったのか!
●売れ行き好調な“コク商品”がこれだ!
売れ行き好調な“コク商品”として同研が挙げているのが、「ザ・プレミアム・モルツ」(サントリー)と「うまソース」(ブルドッグソース)。「プレモル」は、2012年のリニューアルでダイヤモンド麦芽を採用しコクを強化しました。その後の消費者調査で、ザ・プレミアム・モルツを評価する理由として「『コク』・旨みがあるから」が最も高く挙げられました。「コク」への評価が、9年連続過去最高売上という偉業に貢献したと言えるかもしれません!一方の「うまソースでは、通常のソースとは異なり、昆布だしやかつおだしを加え、肉じゃがやブリ大根といった和食レシピも提案。料理のジャンルを問わず簡単にコクを加えられる万能調味料として主婦に大ヒットし、発売4か月で150万本の大ヒットとなりました。
「ザ・プレミアム・モルツ」、「うまソース」
「ザ・プレミアム・モルツ」を支持する理由(複数回答・サントリー調べ)
ちなみに、「たけのこの里 キャラメル味」「きのこの山 ホワイト」(明治製菓)、「ジョージア・コクの超微糖」(日本コカ・コーラ)、「だしの旨みで減塩 小海老天そば」(エースコック)、「香味ペースト」(味の素)なども“コク商品”として工夫が施されているそうです。トレンドとなっている“コク味嗜好”、今後もまだまだ盛り上がりそうですよ!
コメント
コメントを投稿