チョバーニにみる食品メーカー成功のカギ【調理食品・加工食品コンサルタント日記】


突然ですが、『チョバーニ』というヨーグルトをご存知ですか?

現在、ニューヨークで大人気のギリシャ風ヨーグルトのメーカーであると同時に、
今アメリカで最も注目されてる食品のベンチャー企業の一つです。

食品のベンチャー・・というだけでも驚きですが、ヨーグルトという成熟マーケットのベンチャーというだけになおさら驚かされます。

実際、創業は2005年。

もともとはヨーグルト事業から撤退を決めた大手食品メーカーのクラフトの工場から、
スタートしたメーカーなんだそうです。

創業者のハムディ・ウルカヤさんは、1994年にトルコから来た留学生で、
反対する友人ばかりの中、直感を信じて借金して工場購入を決断されたんだそうです。
それが、あれよあれよという間に、全米で一番売れてるヨーグルト・ブランドに急成長。
今では、業界屈指の企業であるダノン社を抜き、全米でシェア17%を獲るまでに至ったとのこと。
今後10年でヨーグルト消費量が150%増になるとも言われる、昨今のアメリカのヨーグルト・ブームの火付け役とも言われてます。

なぜこれほどの成長を遂げることが出来たのか。

大きく二点あるようなのですが、一つ目がやはり商品力。

チョバーニのヨーグルトは、ギリシャ・ヨーグルトであろということ。
それまでアメリカでメジャーだった通常のヨーグルトとは製法からして異なります。
プロテインは2倍、グルテン、安定剤、保存料、人工香料なしでノンファット。
そしてよりコクがあって美味しいというのが挙げられます。

次に、メニューの提案力。
ヨーグルトではなく、ヨーグルトを使ったメニューの提案に注力しています。
通常のヨーグルト以上に味わいが強いため、
季節のフルーツとシリアルをあわせるですとか、
オリーブオイル+塩でディップとして供するなどの提案力に力を入れています。

詳細は、下記、コーポレートサイトをご覧いただきたいですが、
成功の鍵は、マーケットイン発想の商品開発と顧客志向の提案力がだったということですね。

正直なところ、乳製品・・その中でもヨーグルトのような寡占マーケットでも、
原理原則に則れば、十分戦うことが出来ると知り、感動を禁じえませんでした。

チョバーニ
http://chobani.com/goreal/

コメント

このブログの人気の投稿

米菓子の「杵松」自己破産へ 負債総額約15億円【調理食品・加工食品コンサルタント日記】