在宅介護にうれしいお助け食 食べやすさ、栄養、味を工夫【調理食品・加工食品コンサルタント日記】


ユニバーサルデザインフードという市場で言えば93億円ですが、

介護食品全体としては1,500億円を超え、現在なお拡大しているとされます。


以前であれば、通販などで購入するしかなかった介護食品ですが、
市場規模の拡大と認知度の高まりとともに、
小売などでも消費者が購入できるようになって来ました。

ただし、メーカー視点で言えば、
確固たる規格もなく、チャネルも整備されていない難しい分野にも見えます。

が、取り組み次第では後発メーカーでも十分参入は可能です。
急成長を続ける市場だけに、
いち早く参入して『ニッチトップ』を奪取することも視野に入れるべきだと考えています。

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在宅介護にうれしいお助け食 食べやすさ、栄養、味を工夫
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130312/dms1303121219012-n1.htm


在宅で介護を受ける人がいる家庭向けに、食品メーカーがレトルトなど市販の「介護食品」の開発に力を入れている。食べやすさや栄養を工夫し、味も向上。種類も多様化している。スーパーも取扱店を増やし、手軽に買いやすくなってきた。

 ▽フリーズドライ

 かむ力や飲み込む力が落ちた高齢者には、食べ物を軟らかくしたり小さく切ったり、とろみを付けたりしないと、のどにつかえたり気管に入って肺炎を起こしたりする恐れがある。また栄養が足りないと体力が落ち、一段と介護が必要になる。

 食品大手各社は在宅介護の増加を見越し、舌や歯茎でつぶせるほど軟らかく、栄養も豊富な家庭向けの商品を続々と売り出している。スーパーなどの店頭では200円を切る商品が目立つ。

 マルハニチロ食品は、まとめ買いしても軽いフリーズドライの介護食品を3月に発売。とろみが付いて食べやすい4種類のおかゆで、湯を注ぎ3分間後に混ぜるだけだ。ニンジンやホウレンソウをあしらい、ごま油の風味が豊かな「やわらか中華 中華たまごがゆ」は、カルシウムとビタミンD入りで十分なカロリーを摂取できるという。

 同社は専門の冷凍食品のほか、常温のレトルトでも家庭向けに力を入れる。和食、洋食、中華と幅広くそろえ、「塩分は控えるが、味付けはだしを利かせるなどしてしっかりとさせ、高齢者に満足してもらうようにした」(担当者)。

 洋食に慣れた高齢者のために得意のカレー、シチューのレトルトを販売するハウス食品は「やわらか肉の牛すき煮」など和風総菜も投入。少量でも多くのカロリーを取れるようにした。

 ▽年々拡大

 日本介護食品協議会によると、食べやすさに配慮して日常食から介護食まで幅広く使える「ユニバーサルデザインフード」の出荷額は2011年で約93億円。病院や介護施設向けの業務用が主で、市販は約21億円だが年々拡大している。

 介護食品の販売現場も広がっている。イトーヨーカ堂は04年に介護用品売り場「あんしんサポートショップ」を始めた。現在は全国177店のうち102店で介護食品を扱い、売り場も拡大。「当初は年配の人にレトルトはまずいとの固定観念が強く苦戦したが、今はおいしくなったと言われる」と青砥章悟チーフバイヤー。品ぞろえは当初のほぼ2倍に増やした。

 レトルトの総菜や果物ゼリーなどが並ぶイトーヨーカドー木場店(東京都江東区)の井口智香子さんは「長い介護で疲れ切らないように市販品をうまく活用してほしい」と話す。売り場では毎月のように試食会を開く。

 イオンは全国の約400店のうち288店で介護食品を販売。昨年12月から、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」のレトルト介護食品も始めた。価格は150円を切る設定で、メーカー品より安い。ドラッグストアでも、介護食品コーナーをつくって通販カタログも置く店が増えている。

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